2010年5月12日水曜日

【VSUG Day 2010 Summer】参加レポート

2010/5/9に品川で開催されました、VSUG Day 2010 Summerの参加レポートです。

マイクロソフト株式会社 新村 剛史 氏
「今すぐ使いたい! Visual Studio 2010 注目の新機能60分一本勝負!」

小粒でもピリッと辛いTipsが聞けると思っていたのだが、前半はVS2010の概要紹介でこれまで聞いた話の繰り返しでした。
後半ようやくTipsの話が出てきましたが、前半時間を使いすぎたこともあり、駆け足になってしまったのは前年でした。

【基調講演】
マイクロソフトコーポレーション Shanku Niyogi 氏

ユーザーコミュニティのイベントで同時通訳には驚きました。ただ、スライドも英語だったので、スライドが読めなかったのは残念でした。内容的にもこれと言って新しい情報もありませんでした。

VSUG 運営委員 福井 厚 氏
「.NET 4 ADO.NET Entity Framework を使いこなそう 」

長年DataSetやDataReaderのADO.NET中心にプログラムを書いてきましたので、いまいち取っつきづらく、かつ難しい内容でした。
とは言っても、Silverlightを使うのであれば避けては通れないテクノロジです。
直接構文にSQLを書いてしまうことが多いのですが、LINQと合わせて、しっかり勉強していかないといけないなと痛感致しました。

インテル株式会社 池井 満 氏
「増加するコアを使い切れ!!-インテルソフトウェア開発ツールの最新情報の紹介 -」

なぜコアを増やすのか!ハードよりな話ではあったのですが、ハードも好きなのでとても興味深く聞いていました。

VSUG .NET Framework フォーラムリーダー こだか かおる 氏
「Windows Azure でやってみよう!」

スライドでは何度かWindows Azureの画面周りを見たことはあったのですが、実際に動いている画面を見たのは初めてで、とても新鮮でした。
Tool Kitを使えば開発マシンにAzure環境を構築できるとのこと。思ったより開発の敷居は低そうと感じました。
VS2010 Proが手には入ったらとりあえずやってみたい、そんな気持ちになりました。

グレープシティ株式会社 八巻 雄哉 氏
「Visual Studio 2010でWPF/Silverlightをはじめる5つの理由~業務アプリ開発編~」

今回のVS2010からようやくWPF開発が普通に出来るようになったので、その点のアピールが中心でした。
これを見ると今まで出来なったことが不思議でなりません。
いよいよWindows Formはメンテナンスモードに突入かなとも思いました。
その中で一番私の心を掴んだのは、XBAPによる配布機能です。
XBAP自体は.NET Framework3.0からあったそうなのですが、私は今回初めて知りました。
また、.NET Framework3.0ではいかに使えない機能であったかも知り、私が知らなかったことも納得してしまいました。
.NET Framework4からは完全信頼が出来るようになり、DBアクセスが可能になったとのこと。
「Silverlight」&「WCF RIA Services」は私にとってはなかなかハードル高いので、これは使える!!
強くそう思いました。

全体的に難度が高い内容が多かったですが、せっかくの機会優しい内容よりは難度の高い話が聞けてとても良かったです。
ライトニングトークも7つとなかなか多く、非常に面白かったです。

それにしても、Visual Studio 2010欲しいです。そしてこれを乗せるマシン(ThinkPad X201s)も欲しくなってしまいました(笑)